ＥＤ（勃起障害/勃起不全/インポテンツ）とは？
ＥＤ（勃起障害/勃起不全） とは、
満足な性交渉をするために じゅうぶんな勃起を達成できない、
あるいは維持できない状態。
を いいます。
「インポテンツ（インポテンス）」も同じ意味で使われています。
なお、インポテンス（インポ）という名称は、
当事者に深い屈辱感を与えるため
現在は、世界的に【 勃起障害（ＥＤ＝ erectile dysfunction） 】と
呼ばれています。
ＥＤには、完全型、中等症、軽症 の三つのタイプがあります。
・完全型…まったく勃起しない
・中等症…たまに勃起が可能で、セックスの最後まで勃起が維持できる
・軽症…たまに勃起しないことがある
たまに問題があるという場合であっても、
それはＥＤ（勃起障害）である と考えられています。
平たく言うと、
【01】じゅうぶんに勃起しないためにセックスができない
【02】一時的に勃起しても途中でだめになってしまう
といった症状を ＥＤ と呼んでいます。
1998年の「日本性科学情報センター」の調査によると、
31歳〜79歳の男性のうち
完全なＥＤ患者は 260万人、中等症は 870万人と発表されています。
このデータには軽症の患者が含まれていませんので、
それを含めると、
日本のＥＤ人口は 1500万人にも及ぶとも言われています。
（成人男性の約 3人に 1人の割合です）
アメリカでも 3000万人以上のＥＤ患者がいると言われており、
世界的にみても成人男性の 10人に 1人以上はＥＤであると言われています。
こうしてみると、
ＥＤは もはや一部の人たちに限られた特殊な病気ではなく、
私たちのごく身近にある問題であり、
【 男性であれば誰でもＥＤになる可能性がある 】
といえますね。
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